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2006年7月

2006.07.30

ささみの場所

ささみは小さな箱に入って帰って来た。

母が新しい花束を買って来てくれた。

日の当たる、彼女の好きだった出窓に小さな箱を置いた。

ささみよりも先に旅立ってしまった娘のちーにゃんの骨壷も隣に置いた。

恥ずかしがり屋で少し身体の弱いちーにゃんをささみはいつも気にかけていた。

ちーにゃんもささみと同じくらいに穏やかで優しい猫だった。

出窓に彼女達の場所を作ったら、彼女達が出窓で一緒に外を眺めたり、

花のにおいを嗅いだりしている光景が目の前に浮かんだ。

だけど、もう彼女達はこんな狭い世界にはいない。

アニマルコミュニケーションの先生は、「動物は今使っている身体が不自由だと

知ったときにも次の世界を目指して旅立つ」と教えてくれた。

自由な魂と身体を手に入れた彼女達はどんな世界にいるのだろうか?

P1020577

沢山の教えや気づきを与えてくれた動物達。

彼らが旅立った後に私達が出来ることはない。

残された私達に唯一出来ることと言えば、

教えと気づきを忘れずにいること。そして伝えること。だと思う。

2006.07.29

静かな一日

ぽっかりと穴が開いた。という表現が今日の我が家にはぴったりだった。

何もない一日を過ごした。

オットの書斎では、ささみがベッドで眠っていた。

見慣れた光景だ。

いつもと違ったのは、そこにお花とお線香があったこと。

そして、彼女の眠りは永遠であるということ。

昨日までの出来事がスローモーションで何度も頭の中を巡る。

そんな私に期待したり、呆れながら、いつもと違う今日に何となく落ち着きを

見せない犬達。

昼過ぎに妹とその彼がささみの為にお花を持ってきてくれた。

「寂しくなっちゃったねぇ~」と妹がささみと同じキジトラのミヤちゃんを撫ぜた。

本当に寂しくなってしまった。

ささみは物静かな猫だった。

自己主張することなく、いつも待っているような猫だった。

普段から大人しい子でも命が存在しているのとそうでないのでは全く違う。

そんな当たり前のことを思いつくほど我が家はひっそりとしていた。

もう、何度も別れを経験しているのにそれでもやっぱり慣れない。

そんなもんだろうな。と思って悲しむだけ悲しんだ。

機敏なデブ猫キジトラのミヤちゃんは、とくにささみと仲良かったわけでもない。

なのに今日は気がつくと、ささみの眠っている部屋の側にいた。

そんなものなのかねぇ~。そんなもんなんだろうねぇ~。。。母と顔を見合わせた。

Photo_7

何だか今日は静かなのです。。。

Photo_8

ヒマなのでサイレンの音でも聞いてます。

2006.07.28

ささみ

ここ何日か食欲が落ちていたささみ。

「ささみ」というのはオットの学生時代からの相棒。

保護した人がササミを与えたところ、とってもよく食べたので名前が

ささみになったらしい。年齢は多分20歳くらい。キジトラの賢い猫。

ささみには「師匠!」と縋り付きたくなるカリスマ性と深い愛情がある。

猫生経験?が豊富な「よく解っている」猫。なのだと思う。

私は彼女を「私のチェシャ猫」と呼んでいた。

実際、彼女はアリスのチェシャ猫の様に笑った。

猫好きだが、猫アレルギーの私。

猫との接し方には常々ジレンマを感じていた。

だが今はそんなことはどうでも良い。

時間があればT-タッチのD先生に習った通りにT-タッチを続けていた。

ささみが許してくれるだけの時間だけT-タッチを繰り返した。

今朝、夫が申し訳なさそうに私を起こした。

その時点で何が起きたか想像は出来た。

だが、シャイ?な私は何も気づかない素振りをして、たった今起きた風を装った。

そう振舞ったのは、焦る私の姿は彼を今以上に不安にさせると思ったからだ。

一つ一つをゆっくり話すオットの言葉を聞いた。

私たちにとって望ましくない事態になったようだ。

今日は私も仕事だった。

出来るだけ早く帰って来るから安心して欲しいとオットとささみに誓った。

出掛けにささみに会いに行くと彼女は一点を見つめ、静かに息をしていた。

軽くT-タッチをすると反応した。

最近の私たちにとってT-タッチは私たちにしか解らない合図になっていた。

「急いで帰ってくるから。ごめんね。ちょっとだけ待ってて。。。」

そう言って家を出た。

『待っているわ。大丈夫よ。』車に乗り込んだ時、彼女の声を聴いた気がした。

私はどんな事があっても仕事では手を抜かない。

これはこの仕事を選び、それが叶えられた時から決めていたことだ。

犬が病気で臥せっていても、前日に犬が虹の向こう側に旅立っても、

仕事では何事もなかったように振舞ってきた。

私の変わりになる人はいない。時々そんな状況に悲しくはなるが仕方がない。

それが私に与えられた事であり、私が選んだ事である。

仕事を終え、運転する車の中を同じスピードで走る勢いで帰宅した。

少しだけ、息が弱くなっていた。

食事を終わらせて、オットが帰宅するまで一緒にいようと思っていたら、

母が「なんとなく不安だから側にいてあげて欲しい」と言い出した。

こういうときの母の直感はとっても当たる。

彼女の休んでいる静かな部屋に入ると苦しそうに呻いていた。

もどしたのだ。

だが、ここ数日食餌を望まなくなっていた彼女は気持ち悪くてもどしたくても

もどすものがない。どんなに苦しかっただろう。

ささみの呼吸が少しでも落ち着きますように。。。

祈るような気持ちでT-タッチを続ける。彼女が嫌がらない程度に続ける。

呼吸が落ち着いてきた。

彼女の身体がとても柔らかくなった。

それでもなんとなく、ささみとの時間に終わりを感じた。

オットに電話をした。ささみはオットを待っていた。間に合って欲しかった。

今すぐ戻れるから。という奇跡的な言葉を聞く。一瞬の安堵感。

だが、本当にオットが戻ってくるまで本当に安心は出来ない。

時計を気にしながら、ささみと過ごした。

T-タッチをしながら、身体を拭いたり話しかけて過ごした。

オットのバイクと同じ排気音を聞く度に何度ホッとして落胆したことだろう。

何度目かの排気音を聴いた時、あ~ちゃんが別の部屋で吼え、micoちゃんの

表情が変わった。嗚呼、やっと帰って来た。

長い時間だった。ささみにも長い時間だったろう。。。

「ささみ。オトサン帰ってきたよ。抱っこしてもらおうね。」そう話しかけていた時、

オットが部屋に入ってきた。

ホッとして、泣きそうな気持ちになった。

彼の大切な相棒の最期に間に合って欲しかった。

ただひたすら、そればかりを考えて、ささみと一緒に待っていた。

オットに抱かれ表情が和らいだささみ。

犬達が気になっていたので様子を見に行った。

ささみのいる部屋に戻ろうと思ったら、「おいっ!」とオットの激しい声がした。

走って戻る。

「逝ったよ。痙攣も起こさず、苦しまなかったよ。。。」

突然の出来事は本当に突然襲ってくる。それが予定調和だったとしても。。。

まだ温もりのあるささみの身体を撫ぜた。

ぽたぽたと涙がこぼれてきた。

私が泣けば優しいオットは泣けなくなるだろう。

だから、何が起きても出来るだけ泣かないようにしようと思っていたのに。。。

自分の弱さが情けなく感じた。

ささみの最期の寝床を作った。

母が新しいクリーム色のタオルを持ってきてくれた。

かごの中にタオルを敷き、ささみの身体を乗せた。

柔らかいその身体は安らかで、本当に眠っているようだった。

もしかしたらどこかまだ開いている花屋があるかもしれない。

都会はこういうときにとっても便利だよね。。。どうでもいいことを考えながら

思いつきで外に出て歩いていたら開いている花屋があったので、

ささみに似合う花を選んで包んでもらった。

ピンクのミニバラはささみにピッタリだった。

クリーム色のタオルに包まっているささみは本当に眠っている様だった。

「身体がね、本当に柔らかいんだ。。。きっとT-タッチのおかげだよね」とオットが言う。

その言葉に涙が溢れて止まらなかった。

ささみと暮らすようになって、私は何一つとして彼女にしてあげられることがなかった。

毛鋤きをすれば、その夜は喘息発作に苦しむ。

掃除をすれば、クシャミと鼻水が止まらない。

そんな私を心配して、オットや私の家族が猫達の面倒を見てくれいてた。

猫好きなんだけど触れない。

夜中の喘息発作は辛くて怖いから猫達を避けていた。

仕方のないことかもしれないけれど、そんな自分がちょっとイヤだと思っていた。

オットの書斎でぎこちなく振舞う私をささみは見ていた。

S:「なんでイヤなの?」

K:「キライじゃないの。ただ喘息の発作はとても辛くて苦しいの。」

S:「じゃあ、それがおきない付き合い方はないの?」

K:「マスクをするとか、時間を制限するとか。。。」

S:「そうすれば平気なの?」

K:「多分。。。」

S:「だったら試してみたら?アナタがそうしたいならね。」

試してみた。マスクがなくてもやり方を考えれば結構上手く付き合えると思った。

S:「ほどほどに付き合えばいいんじゃない?」

K:「ほんとうにそうだね。」

ありがとう。私の大切なチェシャ猫。

貴女と一緒に過ごせて私はとっても幸せでした。

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大好きで、大切な、私のチェシャ猫。ささみ。

私は「癒す」という言葉の持つ本当の意味を彼女から教わりました。

2006.07.24

忘れていた?~少しだけセンチメンタル~

我が家では未だに亡くなった犬と猫達のお骨の行き場所(置き場所?)

を見つけられずにいる。

だから彼らとの思い出は各々の箱?という形になって常に私達の側にある。

これが良いことなのかどうなのかは解らないが、何の祟りもないし(笑)、窮屈さも

感じないので当たり前のようにしている。

気づくと母がその場所に可愛らしい真っ赤なバラの花を飾っていた。

今一緒に過ごしている犬達の競技会等々で忘れていたわけではないが、

Indyの命日だった。

早いもので、もう10年以上が過ぎていた。

彼は9歳と3ヵ月でこの世を去った。

命を奪った原因は当時の私たちでは到底太刀打ち出来る相手ではなかったが、

それでも早過ぎると思わせる旅立ちだった。

いつ終わりを迎えるか解らない毎日を祈るような気持ちで生きていた。

Indyの身体の中で猛威を振るう恐ろしい病と共に彼が去った後の私は抜け殻だった。

寝ても寝ても足りないくらいに眠り続けた。

「ペットロス」という言葉が大嫌いなのはその頃と今も何の変わりはないが、

その頃の私は多分、深い深い喪失感の中にいたのだと思う。

Indyの看病をしながら良く聴いていたのが"Punch Drunkard"というアルバムで、

その中のある曲は聴く度にIndyと自分を一つだと思わせてくれた。

だが、Indyが去った後、私はそのバンドの他の曲もアルバムも聴けなくなった。

その位に私は感情的で感傷的だった。

普通に笑ったり、Indyが亡くなったことを過去の出来事として人に話せるように

なったのは一体いつだっただろう。

Indyの命日に久しぶりに彼と一緒に聞いていたアルバムを聴いた。

初めて出会った日からの沢山の思い出は、まるで昨日の出来事のように

私の中に蘇った。

とても甘く熱い思い出だったが私は涙を流さなかった。何故だかは解らない。

Indyの死を10年の月日が越えた。

何の感傷も起きないというのは全くの嘘になるが、日を重ねるに連れて

Indyのことを考えない日の方が増えていたのは事実だ。

一昨年旅立ったKateやSandy達のことを思い出せば、あっという間に涙が溢れる。

だがIndyに対してはそれがない。

彼がいないのは寂しい。その気持ちに変わりはない。慣れたのだろうか?。

次の目的を求めて生まれ変わった動物とはコンタクトが取れなくなる。と

アニマルコミュニケーションの先生は言った。

アニマルコミュニケーションの考え方が未だ理解できていない私は全てを丸呑みに

信じているワケではないが、この言葉だけは素直に私の心に広がった。

彼は新しい世界を見つけた。だから私を感情的にすることもない。

彼は新しい世界で生きている。だから私の感傷も少しずつ薄れている。

きっと、そうやって皆生き続けるのだろう。

Indyのエネルギーは私の心の中に。

彼は新しい生活の中に。。。

何の不思議もないし不安もない。

お互いに「生きて行く」だけなのだ。

彼は生まれ変わったのだろう。

そんなことが何となく理解ったのは、10年経った後だった。

Photo_1 

出会った頃のIndy。

デジカメなんてない時代の色褪せたアナログ写真です。

色褪せた写真~♪(古いなぁ~。ご存知の方いらっしゃいますか?/笑)

当時、チョークチェーンなんて使っていたのも、種オスだった彼を無理を言って

譲ってもらったのも、全てが遠い思い出です。

2006.07.22

OBEDIENCE TRIAL

朝4時にセットしていた目覚ましが鳴った

今日はAKCスタイルのオビディエンストライアルが開催される

AKCの訓練競技会のルールはJKCと異なり、一つ一つのレベルを
三回終了?しないと次のレベルに上がれない

現在あ~ちゃんは次レベルのOpenにリーチ

デビューが一回遅いおゾイはあと二回

Heeling(脚側行進)で何故だか自信を失いがちで、Attetionを保ったHeelingも苦手

海外インストラクターには身体の構造の問題?とまで言われたあ~ちゃんだが
それらを一つ一つ克服してきたワタシたちとしては挑戦できる機会は逃したくない

通常なら身支度をして出て行くのだが今日はその気になれない。。。?

何故か!? 理由は簡単である。

ここのところの忙しさで全く練習していない・・・

ここのところの忙しさ故ワタシも疲れていた・・・

練習していない上に疲れた身体に鞭打ち、わざわざ高速代とガソリン代を
使って片道三時間も車を走らせる意味はあるのだろうか???????

どうやっていぢゃないか。。。(--;)

そんなことを考えながらグダグタしていたのだが、
「練習してないで出陳したらウチの犬達はどんなことになってしまうのかちら???」
「それよりも、メールで見たRちゃんの子犬に会ってみたい~♪ ぢゃない???」
色んなことがアタマに浮かんでしまった。

グルグルと色んなコトを考えながらワタシは身支度を整え、
胃酸過多気味のあ~ちゃんが嘔吐をしないように、
そして車に乗っても問題の無い、軽くて消化の良い食餌を与えていた。

嗚呼っ。。。バカっ

食餌をあたえたら出発である

駐車場が混んでいたのでいつもよりも遠い駐車場に車を停め、
犬たちとちょっとだけ遊び、クレートを会場の待合室に移し、受付を済ませた。

受付表で確認すると、おゾイがNoviceのトップバッターだった(--)

日本で初のUDタイトルのかかっているKちゃんとママのパフォーマンスを見た

十年前アメリカで初めて見てぶっ飛んで、そして憧れていたUtiltyだ。。。

JKCの訓練競技会も魅力的だが、いつかはUDに挑戦したいと思っていた。

ムキャーっとモチベーションが上がった。(今上がってどうする?)

Utilti。Open。が終了した。いよいよNoviceである。

ウォーミングアップの為、おゾイをクレートから出して連れて行った。

背中であ~ちゃんのかん高い鳴き声を聞いた。

嫌~な予感はしたが行かねばならぬ。許しておくれ。

おゾイのアテンションはまぁまぁ。勝手知ったる場所なので、穿った見方をすれば

余計なことを考えているようにも見えた。が、ここまで来て迷いは禁物である。

だって、練習してないんだも~ん。

AKCスタイルの競技会ではジャッジの口頭の指示により脚側が行われる。

当日コースの発表があり、通常はそれを見て物凄~く緊張する。

でも、今日は緊張のしようもない。

だって、練習してないんだも~ん。。。

おゾイは今回もやってくれた。

あの手この手でウケを狙う。

(またかい!?)と思ったところで修正不可能。続行するのみである。

信じない方もいらっしゃるかもしれないが、あるタイプの犬は本当に観客の

ウケを狙う。おゾイはこれでもかと繰り返す。

おゾイとは一度ゆっくり話さなくてはいけない。と思う。

ロングステイもAKC同様に他の出陳者と行うので時間があった。

急いであ~ちゃんの様子を見に行くと予想通りであった。。。

クレート付近は何度も何度も吠えた際に飛び散った涎で濡れていた。

体温は上がり、息が上がっていた。

あ~ちゃんには我が家に来る前の大きなトラウマが起因と思える

分離不安症という問題がある。

問題と言うよりも、ここまで行くと病気に近いと思う。

「ウチの子は分離不安で。。。」と仰る方は多いが
ワタシはあ~ちゃん程の症状を未だかつて見たことがない

海外から来日した問題行動対処が専門のインストラクター達に
何度も何度も相談した。

ワタシが今までに行ってきた事を踏まえて話し合ったが
彼らの答えはいつも同じで今以上の改善は難しいと言われた。

あ~ちゃんの辛い気持ちを変えたい

ココロの苦しさを和らげたいと思った

知り尽くす限りの方法を用いて少しずつだが緩和されてはいた

時々のパニックを除いては。。。

あ~ちゃんの問題に絆創膏を張るような対処をして
おゾイのロングステイに向かおうと思ったところ競技会を主催している
ジムのスタッフがワタシたちの為に入り口に近い駐車場を空けてくれた。

地獄に仏であった。

ロングステイも無事終了しジャッジに"nice work "と言われた。。。と言うことは
くおりふぁいっ?やたっ!!!

おゾイを小脇に抱え、あ~ちゃんの元に走る

ごめんね。ごめんね。ごめんね。。。でも、大丈夫。オカサンがついてるからねっ!

コメディエンヌおゾイをクレートに放り込んで?あ~ちゃんと競技会に向かう

あ~ちゃんの出陳まではもう一グループ分待ち時間があったので
競技会場に近い涼しい場所でT-タッチをした

クォリファイなんて出来なくてもいい
いつものように大好きな場所で楽しんでいるあ~ちゃんでいて欲しい

そんなワタシたちの事情を知らない友人がロングステイで
隣になるから側に置いちゃお~。と空気も読まずに犬を寄せてきたので
「今近寄ったらワタシが噛むわよっ!」と脅したら一メートルくらい引いたので
事情を話した

ごめんなさいと誤る友人に悪かったとは思ったが(特に競技会場では)
人にはそれぞれの事情がある事を察して欲しかった

そしてワタシはいつもと同様に嫌われKimmyとなる。。。(^^;)

側を通りかかったK姐さんが心配そうに声をかけてきてくれた

「大丈夫。少し落ち着いたらいつも通りに楽しめばいいのよ。ね♪」

ありがとう(;;) こんな時には何気ない言葉が大きな助けになる

K姐さんと大好きなRクンも側にいてくれたせいか、あ~ちゃんは
少し落ち着いてきたように見えたので、ついでにボディラップも巻いてみた。

心地良さそうに目を綴じるあ~ちゃん。あぁ、良かった。。。

ちょっとウォーミングアップした。いつもくらいにはアテンションも上がった。

あ~ちゃんの出番だ。

練習気分でリンクに入る。

「頑張ってください」とジャッジ。

「ありがとうございます」と応えて競技に入る。

脚側中、ジャッジの支持で止まる。

あ~ちゃんを目線で見ると「にっこり」笑った。

「これでいいんだよね?」

彼女の声が聞こえてくるようだった。

一つ一つの競技の間は声をかけても良いし誉めても触っても良い。

あ~ちゃんが不安にならないように誉めると何を勘違いしたのか、

サブジャッジや通訳さんにうひゃうひゃとご挨拶。

「もしもし、まだ終わってませんよっ」のワタシの声に場内大爆笑。

皆がワタシとあ~ちゃんのお笑いパフォーマンスを待っていた!?

それでも競技はなんとかこなし、残すはロングステイ。

ロングステイでは犬だけが並びハンドラーは3~4m離れる。

オスワリの途中、横の犬が伏せてしまうとつられて伏せてしまう犬も出てくる。

競技の中でも特に緊張する瞬間だ。

ジャッジの指示により、ハンドラーは一斉に支持される場所に離れる。

最近のあ~ちゃんはストレスと生来のLazyさ故か勝手に伏せてしまう。

今日もその雰囲気を見せたので眼力で?思い止まらせた(笑)。

ジャッジに"Good job"と言われた時その場で気を失いそうになったのは

記すまでもない(苦笑)。

その後、SubNoviceが終了し結果発表。

今日の望みはQualfy

と、思っていたら。。。なんと、おゾイちゃん5位!そんでもって、あ~ちゃん2位!!!

うひゃ~。驚いたっ!

因みにK姐さん3位!

2人で顔を見合わせた。

そしてにっこりと笑った。

Rクンもあ~ちゃんもこれからOpenに挑戦だ。

一緒に練習しようね。UDもねっ(^^)。

帰宅後、祝杯をあげてホッと一息。。。である。。。

アジリティは楽しい フリースタイルも楽しい

でも、その基本となるオビディエンスがワタシは一番好きな気がする

一つ一つの問題や犬が苦手と思う事を克服していくのは正直言って

辛い時の方が多い気もするが克服できた時に感じる喜びが大きいのも事実

この楽しみと喜びを教えてくれた犬達
付き合ってくれいてる犬達に感謝である。

そして楽しみを分かち合える先生方と友人達にも感謝感謝なのである。

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おゾイの5席メダル。

あ~ちゃんのメダルは日付と名前を入れて頂き、後日送付されます。

2006.07.21

届いたっ!

待ちに待っていたブツが届いた。

アジリティ手帳である!

(JKCでは一度を三回クリーンランするとアジリティ手帳が交付される。

二度からはポイント制になり、アジリティチャンピオンやグランドアジリティ

チャンピオンを目指すことが出来るようになる。アジリティ手帳は

その架け橋となる?代物である。)

苦節一年。これを求めてあ~ちゃんに付き合ってもらってきた。

自分では達成したと思っていても一体誰がハッキリと証明してくれるのか?

手帳は喜びを形にして見せてくれた。

大袈裟かもしれないが、真っ白で何も書かれていない手帳はワタシたちの

希望とも思った。

アメリカで知り合った、とっても難しそうな犬だけどワタシの大好きなタイプの犬を

アジリティ競技会に出陳している友人からメールが届いた。

某カード会社のCMコピーを遊んだもので、

犬の値段$。。。

食餌$。。。。

犬を祝福するための服飾費(このヒトは自分の犬T-Sを作った。ワタシも貰った。)$。。。。

アジリティ教室、セミナー、キャンプ、競技会でかかるお金、旅費&宿泊代$。。。。。。。。

と青い大きな文字で書かれていた。

。。。の中はとってもリアルな数字で記されていた。

世知辛い世の中なのでついつい日本円に換算したりなどしながら、

そのwebを楽しんだ。

あれ?。。。ワタシも変わらないんぢゃないか!?

アメリカと日本では犬物価が違う。

日本に比べればアメリカの出陳料はお安い。

彼女はファイナリストとして出陳していたが、ワタシは自分の犬たちが

シニアと呼ばれる年代に差し掛かった時から競技会に出陳し始めたので、

獣医師代は彼女よりももっとかかっているはずだ。。。

宿泊費は様々だろうが、アメリカでは高速道路料金はかからない。

今、気がついたのだが、この手帳ってすっごく高いかもしれない(驚)。

オットには内緒にしておこう(笑)。

嗚呼、だからワタシはこの手帳が愛おしいのだ!。

かかった金額ではない。

一緒に楽しんでもらうため、付き合ってもらうため。。。

ただそれだけのために使ってきた色々なものが手帳という形になった。

あ~ちゃんとワタシ大切な思い出のひとつが目の前にあるのだ。

うわ~!!!!!!!!

。。。とこんなことで単純に喜んでいるからいつまでたっても、

へなちょこアジラーなままなのだろうが(笑)、それでいいのだ!

次に目指すはアジリティチャンピオンだ。

B.H、CD2に続けて、あ~ちゃんの血統書にAG.CHと記されたい。

記されたからといって何が変わるわけではない。

そんなことは解っている。

だが、あ~ちゃんの健康に問題がない今、一緒に挑戦したい。

ワタシの大好きなバンドの曲にBRILLIANT WORLDというのがあるのだが、

気分はその曲そのままである。

「苦節一年だったよぉ~」と冗談めかして言うと、アジの苦労を良く知るK姐さんは

「たった一年で良く頑張った!これからも一緒に楽しみましょう!!!」と言ってくれた。

アジ先生のRちゃんに知らせると「アナタを誇りに思う」と言ってくれた。

あ~ちゃんは決して速い犬ではない。

身体能力にもあまり恵まれてはいない。

Obedientではあるが、正直言ってLazyである。

Rちゃんはワタシたちの苦手部分を常に見抜いて対応してくれた。

競技会当日とんでもないアクシデントに見舞われてもいつもいつも助けてくれる

友達がいた。ワタシの代わりに検分までしてくれた。

K姐さんは競技会出陳間際の時にいつも勇気を与えてくれた。

彼女達がいなかったらワタシは未だ手帳を手に出来ずにいたかもしれない。

本当に本当にありがとう。

いつまであ~ちゃんと一緒にいられるか(挑戦できるか)わからない。

でもでも、We will go ,brilliant world なのである。

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アジリティ手帳である。嬉しいのである。

2006.07.20

なんだかなぁ~

今日もなんとなくアヤシイお天気だったが、所用があったので

散歩がてら母と2人で犬たちを連れて区役所に行った。

区役所までは片道約30分。程よい散歩コースである。

区税を使い、借金してまで買ったというその大きな建物に到着し、

正面玄関で目的の課はどうやって行くのか考えていたら警備員に

呼び止められた。

犬は入ってはイケナイと言う。

今までワタシは入っていたのだが、相手は意思強固。

抱いて入るか、別の入り口に犬を繋ぐ場所があるのでそこに繋げという。

繋いで自分達だけで用足しに行くつもりなど全くなかったが、とりあえず

行ってみた。

ここに繋いで行けというのか。。。

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トランシーバーで連絡を受けたらしい別の警備員がワタシたちに駆け寄ってきて、

ここに繋いで行けと同じ言葉を繰返した。

「正面玄関では抱いてなら入っていいと言われましたが?」と問うと

「抱いて頂けるならいいですよ」と吐き捨てるように言ったので、あ~ちゃんを

抱き上げようとしたところ、態度を軟化させ「こちらに繋いで下さい」と懇願する。

何故だ? 

あ~ちゃんが20㌔もあるのでワタシのガラス細工様の腰を心配したのか?

我が家の犬たちには、どこかにリードを繋いでワタシがいなくなっても

大丈夫なようにトレーニングはしてある。が、どんな人が通るかは解らない。

繋いでいる間、犬たちを見張っていてくれる様子もない。

あぶないぢゃないか!

なんとなく腹が立ってきた。

腹が立ったので帰ろうと思ったのだが書類は明日までに揃えなくてはいけない。

明朝はそんな時間はない。

腹は立つ。が、困った。嗚呼っジレンマ。。。

「とりあえず私だけ行って来るわ。」と母が言う。日和ったのか!?

だが、就業時刻は近づいている。そんな状況に益々腹は立っていたが、

仰せに従うことにして犬繋留場所付近で待つことにした。

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気持ちを切り替えて眺めてみた。それでも何度見ても腹が立つ。

今思うと、腹が立つという表現は適切ではないような気もするが、

その時はとっても腹が立った。

皆、ここに繋いで用を足しに行くのだろうか。。。

サンフランシスコではスーパーやカフェの至る所に繋留場所があった。

そこに繋がれている犬もよく見かけた。

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ワタシが見たその場所では直接その犬たちとは関係はないが、

犬たちを暖かい目で見守る人がいつも側にいた。

犬だけ繋留絶対反対!を唱えるワタシでもあそこなら繋いでも大丈夫かなと

思う環境だった。

それに比べて日本では良いイメージを持てない。

知人はホンの少しの間、繋いでいた犬を酷い目にあわされた。

ワタシが信頼している人のお友達はコンビニの前に繋いでいた犬を

殺された。

事故はどこにでも起きる。だから慎重になる。

命はひとつしかない。どうやったって取り返せない。

傷つけられた心も簡単には癒せない。

犬を知れば知るほど一緒に暮すワタシ達は保護者と言う責任の下、

彼等を守らなくてはいけないと痛感した。

だから、ワタシは犬をしつけてきた。

人間中心の社会でもストレス少なく適応出来るようにと思って続けた。

犬は一般化が苦手と言われている生き物なので状況を変えながら教えた。

もしもワタシたち家族に何かが起きて仮に一緒に暮せなくなったとしても、

この子なら面倒みるよ。と仰って下さる方がいるかもしれない。と思って続けてきた。

これらは少々極論かもしれない。

だが、少なくとも公共の場所で他人様が明らかな嫌悪を感じないように、

犬たちを社会に適応させてきたつもりだった。

今回以前では、区役所でも他の公共機関でも最初は眉を顰められたが、

帰る頃にはそこにいた人たちを笑顔にしていた。

何が足りないのだろう。どこを変えればいいのだろう。。。

二頭とも優良家庭犬普及協会のグッドシチズンテストにも合格しているし、

更新もしている。あ~ちゃんはJKCのBHにも合格している。

それでも公共の場所では抱き上げられるか否かで判断されるのだ。

なんだかなぁ~。である。

それでもワタシはこれからも公共の場所に犬たちを連れて行くと思う。

今度は優良家庭犬のマントを着せて行こう。BHのバッチをつけて行こう。

だから何だ?と聞かれたら説明するだけである。

そして、優良家庭犬普及協会やJKCに訴えるのだ。

こんなことぢゃメゲないよ~ん♪

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帰りにホドイモを求めて立ち寄った八百屋さんのオネーサンに

お利口ですね~と言われてご機嫌だった2頭。

ホドイモの詳細は、うにまいすさんのブログにGO!

ホドイモ美味いっすよ!!

2006.07.19

Arrack

酒好きの我が家である。

そんなワタシたちの事を知ってか、美味しいお酒を(恵んで?)頂く。

大抵の場合その日のうちに楽しませて頂くのだが、そんな我が家で

唯一封印されていた琥珀色の液体があった。

Arrackというその液体はボトルの雰囲気だろうか、メコンを思い出させた。

メコンは大好きなウィスキーなのだが、翌日後悔することが多い。

量を考えて飲めばいいぢゃん!と言われるが、何故か解らないが、

体調次第では少量でも頭の中がゾウさんダンス!になってしまう。

その雰囲気があったせいか、Arrackは自分達では絶対買わない(買えない)

シャンパンたちと共に眠っていた。

そのお蔵入り琥珀色液体の封印を解いたのは当然のことながら

ワタシだった(苦笑)。

なんとな~く覚悟を決めて?、ロックで頂いた。

甘い香りと口ざわり、南国を彷彿させるその味に一口で虜になった。

オットに勧めても丁寧に辞退されていたので、これ幸いと1人で楽しんでいた。

休日前の夜、2人でおしゃべりしていた時にワタシの飲んでいたArrackを

口にしたオットはワタシと同様に一口で虜になった。

それからボトルが空になるのに時間はかからなかった。

くまのプーさん思考のワタシは大好きなお酒のビンの中身が半分になっても

「まだ半分もある~」と嬉しくなってしまうのだが空になっては仕方がない。

頂いてきたのはオットなので詰め寄って白状させようとしたがラチが

あかなかったので、ネットで検索して取り扱っているお店を発見。

そこでベトナム焼酎コーヒー入りなるものも発見。

手軽なお値段だったので面白半分で購入してみた。

箱を開くとArrackはワタシたちが頂いたものとは違うボトル、違うラベル。

ベトナム焼酎のビンの底にはコーヒー豆がコロコロしている。

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さて、どちらから頂こうか。。。

決定権は今日沢山働いた人に譲った。コーヒー焼酎が選ばれた。

コーヒーの香り。コーヒーの味。ほぉ~。。。結構好きかも。。。

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それにしても便利な世の中になったものです。

でも、便利のツケは時々怖い。。。

そんなワケで今日も菜食のススメよりクリッカブル募金。

出来ることからコツコツと。。。ね。

2006.07.17

お誕生日

お誕生日である。

我が家ではお誕生日の日はその人の天下になる。

家人の減った今、これは犬にも適応されている?。

という訳で本日はお犬さまの天下。だが生憎の天気であった。

仕方がないので休日だったワタシは惰眠を貪った(コラコラ)。

昼過ぎ、空が明るくなり雨が止んだので犬たちを連れ母と散歩に行く。

目的地は三宿のDD。母の誕生日T-S等を購入する予定で向かう。

途中、水分補給休憩などを入れつつ慣れた道をとぼとぼ歩いて到着。

入り口のテーブルにMダックスを抱いた人がいた。

大丈夫かな?と思って店に入ろうとしたら、思いっきり吠えられたので、

犬たちのコントロールを取り直して店に入る。

入り口のマットに取り付かれたように臭いを嗅ぐ犬たち。

この行動は、ワタシとしてはとっても下品に見えて嫌だったので

やめて貰おうと思ったら、犬たちは涼しい店内でくつろぐことを

選んだようでリードの先端でまったりと休もうとしていた。

それならいいか。と母と2人でお買い物モードに切り替えた。

セール期間中だった店内の赤い印字の値札にワタシ達の目の色が

変わったとき、外の空模様が変わった。

いつからだったかは憶えていないが、スタッフルームと思しきドアの向こうで

犬が吠えていた。ものすごい勢いだった。

犬は吠える。犬だから吠える。これは仕方がない。

だが、それを知った上で放っておくのは正直どうかと思う。

野中の一軒家ではない。しかも、犬グッズでは老舗?の店舗だ。

吠えていた犬は、先ほど入り口で思いっきり吠えた犬だった。

その犬の飼い主らしきスタッフはワタシ達が聞きもしないのに

「自己アピールなんです」と言った。

どんな「アピール」なんだろう?。

ワタシにはよく理解らなかった。

閑話休題

会計を済ませた頃でも、まだ雨は止む様子を見せなかった。

お迎え応援要請電話をかけたが繋がらないので近くのカフェで

雨宿りをすることにした。

店に向かう時、店内でその犬は自由にさせてもらっていた。

そしてワタシたちが通り過ぎるとき、ものすごい形相でガラス越しに

吠え掛かってきた。そんなものなのか???なんだかなぁ~。。。

雨は降っているものの、まだ空の明るい時間に「お誕生日おめでとー」と

勝手なことを言ってビールを頂く。サイドオーダーはガーリックポテト。

まったりと過ごした。たまにはこんな時間もいいなと思った。

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母と歴代の犬たちの誕生日について語り合っていたら、雨が小止みになった。

今がチャンスとぱかりに帰宅を決意。

いつもよりも早いリズムで、雨の中をすり抜けるように歩いた。

帰宅途中に通りかかった店で、可愛いフレブルが店のドア付近に寄りかかっていた。

ブル系が好きな母はその光景に微笑む。

展示してあったグッズの可愛らしさにワタシは微笑んだ。

ワタシたちが通り過ぎようとしたところ、その犬が突然吠え掛かってきた。

奥にいた犬も加勢して吠え掛かってきた。

この店はドッグカフェと聞いていたし、看板にもそう記してあった。

2頭のオフリードガウガウがいるこの店に、もしも万が一入ってみたいと思ったら

どうすれば良いのだろう。。。素朴な疑問として思った。

家に到着。犬たちの足を洗って身体を拭く。

あ~ちゃんの視線は母に買ってもらった玩具の入ったバッグに釘付けだった。

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おかーさんに買ってもらいました。

おもちゃをカミカミするあ~ちゃんを愛でながら、うにまいすさんに紹介して頂いた

パン屋さんやケーキ屋さん?に行く時間が全くないことに気づく。

オビだのアジだのでクォリファイしたら買います(誓)。

こんな保護者でスマンのぉ~。。。

2006.07.16

お誕生日イブ

友人宅では犬が誕生日を迎える度に犬用のゴハンにもなるケーキを作るそうだ。

簡単よ~♪と聞いた内容は確かにワタシでも出来そうだったので挑戦してみた。

オットにクッキー一枚焼いたことのないワタシだが、やる時はやるのだ。

炊飯器に玄米や野菜、根菜類、挽き肉、茸、海草を入れて炊き込んでいる間に

薩摩芋と南瓜をふかしてマッシュし、飾り付け用のブロッコリーと真っ赤な

パプリカを蒸したり切ったり、型抜きをする。

友人宅ではもっと何だか大変なことをするらしいが、我が家の犬たちには

この位で勘弁してもらう。すまぬ。

炊き込み玄米で土台を作り、薩摩芋と南瓜のマッシュでデコレーション?。

ブロッコリーとパプリカで飾って完成!やれば出来るぢゃないかっワタシ。。。

犬たちのケーキ?が出来たところで人間の夕食の時間。

本日は豆乳チーズフォンデュである。

親友のMちゃんから結婚祝いに頂いた(おねだりした?)フォンデュ鍋の出番が

ここのところすっかり少なくなっていたことに気づき、ネットでたまたま見つけた

レシピをアレンジしてみたのだが家人には大好評。

今週末も食べたいくらい美味しかった。

少々チーズは入るがさっぱりしていて、もたれない。何より白ワインにあうのだ。

(ご馳走するので遊びに来てくださいね~<Mちゃん)

人間が一頻り満足した所で犬たちのお楽しみの時間である。

冷蔵庫からトントロ登場!犬たちのテンションが上がる!!

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トントロを狙う邪悪なクロイ影。。。

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炙ったんですね?。はやく下さい。

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邪悪なオーラが抜けないクロイヌ。。。

Img_0011 

うみゃいっ!

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うまうま~の舞

とんとろ炙り焼き?を堪能したところで一休み。

そして、Kimmyさま手作りケーキのゴハン?の登場である。

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舞の跡形?花形みつるなおゾイのアタマ

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次回はもっと滑らかに作ってみたいものだ。。。

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カットするとこんな感じ。。。

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どうぞ♪の一言でいただきました。まうまうっ

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。。。おやさい残していいですか?

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おゾイ「。。。ね?」

クロ犬「うんうん」

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でへへ。いただきでやんす。。。邪悪な犬アゲイン

おゾイの残した野菜を除き、2頭はスッカリさっぱりキレイに平らげてくれた。

うれちいっ。の一言である。

来年も、再来年も、ずっとずっといつまでも。。。神様が許してくださる限りの時間で

彼らの誕生日を祝えたら嬉しい。

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おまけ:ホントは可愛い?邪悪なクロイヌ

2006.07.15

お誕生日イブイブ

永遠の5歳児と巷でウワサの?あ~ちゃんの9回目の誕生日はもうすぐだ。

あ~ちゃんよりも少し早く我が家の一員になったおゾイ(当時推定1歳)には

夫が勝手に決めた誕生日があるのだが、今回は一切無視して2頭の誕生日を

一緒に祝うことにした。

日本はいつから熱帯雨林気候になったのだろうと思うようなスコール、基、

土砂降りの間を抜けて近所の自然食品店に買出しに行った。

ケーキ?作成の為の南瓜や薩摩芋、きのこ等の野菜。そして、地鶏の手羽元。

生でも食べられるという豚肉のトントロ。

この豚肉が何故、生でも食べられるかというと「清潔だから」とのことだった。

何となく納得がいかず、詳しい説明を受ける。説明は解ったような。。。???

ワタシ自身が肉食ではない上に勉強不足なので、ピンとこなかったのかも

しれない。そんなワタシでも犬たちの口に入るものには慎重になる。

そして、出来るだけ動物に負担がかかってない商品を望む。

この自然食品店は、オーガニック大好き。と自称する人なら知らない人は

いない、老舗と呼んでも過言ではない店。ワタシの希望をある程度適えて

くれているので通っている。

本日はお刺身と貝類の炊き込みご飯にワタシの主食でもある野菜が大盛り。

妹とその彼も来て夕食は賑やかだった。

犬たちも自分達のベッドの上で嬉しそうにしていた。

人間の食事が終わって犬たちの時間。

野菜やお刺身を母から貰ってご機嫌なあ~ちゃん。おゾイは野菜はいらない。と

生意気なことを言いながらも、精一杯可愛く振舞い母にお刺身を強請る。

この光景、ワタシの中では正直言ってどーかと思うモノではあるが、

9歳になるので許すことにした(いいのか?)。でも、子犬を迎えたら

どうするのだろう。。。現実的とも非現実的とも思えることを想像しながら、

本日の犬たち用メインである手羽元を冷蔵庫から取り出す。

それを見たあ~ちゃんは小躍りし、おゾイはことさら姿勢良く振舞っていた。

おゾイに1本を与えると咥えてベッドに運び小さな野生の王国と化していた。

丸呑みしそうな勢いで喜ぶあ~ちゃんには、ワタシが手で持って与えるように

しているので今日も同じようにした。

バリバリと音を立てて手羽元は砕けていく。

ぎゃーっ。怖い~っ!と母と妹が叫ぶ。

友人はワタシと同じようなことをして手に穴が開いた。

その傷が回復するまでどれだけ時間がかかったか良く憶えているが

仕方ない。覚悟の上である。

持つ手を少しずつずらしながら噛ませて食べさせる。

一歩間違えばワタシの手などひとたまりもないだろう。しつこいようだが、

ワタシは覚悟の上でやっているが、このブログを読んだ方が同じ事をして

怪我をされるのは嫌なので写真は自粛する。

食べ終えた犬たちは、ニコニコ顔で次は何?とでも言っているようだったが、

次のご馳走は明日に続くのである。

2006.07.14

ダニー!

仕事なので今日は少々早起きだった。

まだ寝ぼけている犬たちを寝室の犬用ベッドから叩き起こしてWCをさせる。

時間がないので犬たちがWCをしている間に、あ~ちゃんのベッドのタオルを

取り替えようと思ったところ、何やら灰色の楕円形?の物体を発見。

???

。。。うひゃーっ!ダニだぁぁぁぁぁっ!!

久しぶりに見たので、しばらく何か解らなかった(苦笑)。

10年位前に犬たちを連れて簡単な山登りをした時、休憩しようと思って

腰を下ろし犬を側に抱き寄せたら、ホンのちょっと見ない間にニキビが?

あれ?っと思ってつまんで何の気なしに引っぺがしてみたら取れたので、

これまた何の気なしにまじまじと見て気を失いそうになったことがある。

どこでついたのだろう?なんて事を考えてみたところで何になる。

どこについていたのだろう?なんて考えたって、ブツ(失礼)ダニはそこにあるのだ。

恐る恐るティシュでつまむ。感触はコロコロ。きっと中にはたんまりあ~ちゃんの血。

うわーーーっ。考えただけでも恐ろしい。

殺生はしたくないのだが、この類だけはそうもいかないのでそれなりの方法を

選ばせてもらった。

外国には、皆で一斉にたかって宿主を死に至らしめるダニもいるそうで、

想像しただけでも恐ろしい。。。

勿論、宿主が死に至る前に取り除けば問題ないそうだが、それでも恐ろしい。。。

。。。というか、宿主殺してどうする!と突っ込みのひとつも入れたくもなる。

だが、そんな状況を見たり、陥ったら冷静ではいられないだろーなー。と

しみじみ思った朝の出来事であった。

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カーサン、あ~ちゃんのあのダニー。どこでついたのでしょうね。。。ままぁ~♪

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おゾイにはついてないないっ!

2006.07.10

もうすぐ・・・

あ~ちゃんの誕生日だ。

彼女は今年で9歳になる。

ワタシは昔、大切な犬をたった9歳で亡くした。

その犬もレトリーバーだった。

原因が解決するには難しすぎるものであったが、それでも「若すぎる」と思った。

死の原因となるものが明らかになってから、彼が旅立つまでの何ヶ月間は

本当にあっという間の時間だった。

食べることが大好きだった犬の食欲がみるみる無くなっていった。

盗み食いをしたこともあるような犬ゴコロをソソルようなものも

食べられなくなった。

その姿は死を認識した者が己の体を知って行っていたことなのかも

しれないが、見ているにはあまりに辛い光景だった。

すべてが「可愛そうだったから」と言うわけではないが、彼が旅立ってからの

我が家は犬が7歳を越えると大抵のことに寛容になった。

例えば、ドアをワタシより先に出入りして良い。ベッドやソファーに乗って良い。

目の前に出された食べ物をアイコンタクトなしに食べて良い。等の事柄は

お伺いを立てるのが正しい、若しくはワタシの一言でヤメルという

基本のルールが理解出来ているので許される。

テーブルに載っているモノ(時には人間の食事中)をもらえる。

これに関しては賛否両論あると思うが、基本的な我が家のルールを

教えている犬に関しては特に問題を感じないので、公共の場所以外では

ワタシの知らない時もある程度のルールの下に行われているようだ。

与えられるものの種類も増えるし変わる。

パンやケーキ、アイスクリームやプリン等も加わる。

体重のコントロールを毎日行い(触ったり抱き上げるだけでも体重の変化は

確認出来る)、太らせない。食べることで命に関わるものは与えない。

健康診断(我が家では7歳を超えたら、必ず年に最低2回は信頼できる

病院で健康診断をする)で獣医師にウソをつかない。

欲しがるから与えるということはしないし、させない。

我が家には欲しくても貰えない時も、正しいことをしてもご褒美がない時もある。

一貫性がないようだが、これが我が家の一貫性だ。

以上、つらつらと言い訳がましいことを書いたが、全てが前フリである。

あ~ちゃんと母の誕生日はとても近い。

母のプレ誕生日をした。これは母が自ずから思い立ち自分で献立を考えた。

犬たちもご相伴にあずかれる、勝手巻き巻き寿司だった。

確かにこれなら残った刺身は犬たちのお腹に問題なくはいる。

妹とその彼も花束とケーキを持ってお祝いに来た。

食後は妹の彼が選んできてくれたケーキを皆で楽しんだ。

今日は貰える日だ!と確信させてしまったことを少々後悔したが、

コチラもその気だったので仕方ない。

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どんな食べ方をしたかは内緒ですが、とってもとっても美味しかったです。

来週は母とあ~ちゃん2人の誕生日をするのだそうだ。

犬たちの為にケーキをオーダーするのだと、母は楽しそうだった。

お誕生月なので母は今月の女王様である。

女王様の仰せに下僕達は従う。

どこか、お勧めの犬用ケーキ屋さんはありませんか~。。。

2006.07.07

Kate

7月7日はKateの命日。

レバーカラーの美しい犬だった。

その美しさは病で寝たきりになっても衰えず、初めて会う人を驚かせた。

大らかで暖かく、いつも家族や友人達のことを気にしている犬だった。

アメリカ人のL先生はKateを「昔ながらの古風なタイプの犬」で

「彼女は自分にとって今でも敬愛する存在」と仰って下さる。

Kateはどんな相手にも思いやりと愛情を持って接した。

事情があって預かった子犬も成犬も彼女には安心して任せられた。

犬がどれだけ深い愛情を持ち、忍耐強い生き物であるかということを

物分りの悪い頭でっかちの人間であるワタシに一つずつ教えてくれた。

先天性の遺伝疾患が引き起こしたような事故で足が1本不自由になって

しまった時、その事情に怒りを通り越し絶望感すら感じていたワタシを、

ヘラッと大きな口をあけて笑ういつものKateSmileを見せて励ましてくれた。

いつでもワタシの心の中にはKateの大らかな笑顔がある。

稚拙で陳腐な言葉をどれだけ並べてみても、彼女が残してくれたものを

表現することは自分には難しくて出来ないと今更ながらに気づく。

それほど大きなものをワタシの心に残して旅立っていった彼女に

自分は感謝の一欠けらでも返せたのたのだろうかと今でも考える。

彼女が望むことを提供できていたのだろうか?。

寂しい、苦しい思いをさせてはいなかっただろうか?。

愛情という言葉を借りたただの押しつけではなかったか?。

こんなことを未だに考え、ぐじぐじしているちっぽけなワタシを見てKateは

大きな世界を自由に駆け巡りながら、Get Over It!(乗り越えろ!)と

笑っているかもしれない。

それとも、もう次の世界を選んで生きているだろうか。

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~Kateのパープルレイン号~

「Kateの真っ赤な乳母車」同様、今はKateと同じ苦しみに耐えるワンちゃんの

お役に立っています。

2006.07.06

7月2日~帰宅

桧原湖に寄り食後の軽い散歩と買い物をする。

野菜、凍り豆腐、煎りじゅうねん、またたび等を購入。

エゴマ油は食べたことはあるが、「じゅうねん」は初めて見た。

胡麻和えのゴマの代わりに使っても美味しいそうだ。

(帰宅してインゲンのじゅうねん和えを作った。木の実のようなコクがあって

美味しかった。)

桧原湖湖畔でボート乗り場を見ていたら、客引き?のオバサンが

「4人で一緒に湖畔巡りは如何?」と勧めてきた。

4人という表現にも驚いたが、犬と一緒に乗れるの!?とさらに驚いていたら

オットにさっさと断られてしまった。ワタシは少し機嫌が悪くなった(笑)。

喜多方に向かう途中、また雨が降り出した。

そして、街中に入った時には土砂降りになった。。。

「食堂なまえ」はこじんまりした食堂で、なんとなく入ってみたいと

思わせる店構えだった。駐車場に車を停め雨の中お店に走った。

店には6人がけ程のテーブルが1つと2人がけのテーブルが2つ。

奥さん1人で店を切り盛りしていた。

普通のラーメンと手打ち太麺のラーメンを注文して半分ずつ頂くことにした。

薄い醤油色のスープは透明で少々の油でキラキラしている。

これに太麺が絡む。う、うまい。。。無口になって食べる。

とてもあっさりしている。半分ほど食べたところで交換。

普通のラーメンは麺がスルスルとあっさりスープを口に運んで、

これまた旨い。満足して店を出た。雨は小止みになっていた。

会津若松I.Cに向かう。道中またもや怪しい雲行き。。。

嗚呼っ、まただ。一般道でも走行困難な雨。

高速はどうなるのだろう。。。

稲光、夏の夕立のような雨の中をひたすら走った。怖かった。

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行きも帰りも。。。

軽い気持ちで立ち寄った磐梯山S.Aでは売店から戻れない程の雨。

東北道に入れば大丈夫さっ。根拠はないが、そう確信して走った。

犬達は後部座席のクレートでまったりと横たわっていた。

裏づけのない確信が現実となり、東北道に入る頃には雨が止み

日がさしてきた。

運転手交代の為、那須高原S.Aに入る。雨が上がり、ぽつぽつと犬連れが

犬用WCグッズや水のみ場を設備したエリアに集まってきた。

この日も前日と同じ場所で競技会が行われていた。競技会帰りらしい人たちも

犬達と一休みしていた。我が家の車方向にに視線を移すと1頭の黒ラブが

オフリードで飛び跳ねていた。

うひゃ~!とっとと繋ぎましょうよ!!ってか、繋いでから出しましょうよ!!!

オットと2人、ちょっと肝の冷える思いをした。

売店で豆乳ソフトクリームが売っていたので迷わず買ってみた。

「あ~ちゃんお疲れさまソフトクリームだよ」の時間だ。

当然おゾイもご相伴に預かる。

一口なめて目の色の変わる2頭。他人には勧めていないが、

我が家は7歳を越えたら大抵のものが解禁になる。

与えるにはワタシ達なりの理由がある。その理由はここには書かないが、

しつこいようだが、よそ様にはお勧めしていない。だから写真も撮らない。

甘いものを食べると糖分が眠気を誘う。オットの運転で暫し寝てしまった。

蓮田で再び運転を変わる。後は任せろ!だ(まだ眠いけど。。。)。

9時を少しまわった頃、あ~ちゃんの大好きな「おウチ」に到着。

2日間で約940㌔。「ボロボ」ちゃんは本当によく頑張っくれた。ありがとう。

荷物をかたずけビールを飲みながらビデオのセット。

肴は最近ハマっている空豆のそのまま焼き?。

東京方面ではシーズンオフになりつつある空豆だが、

今回格安でたんまり購入してきたのだ。

トースターに洗った空豆を並べてじっくり焼く。

熱々の皮の中の空豆はとっても美味しい。

ビデオをまわすと、あれれ???競技会のおっちょこちょい達はいずこ?

一番最初に巻き戻して再びスタート。

~~番。○○さんと。。。というアナウンスからプチっと

鳥の囀るヒーリングビデオ?に。。。

ひょっとして重ねちゃいました・・・か?。

焦るオット。

やっぱり!!!

。。。という訳で、D君ママに「お見せしますね~」と言っていた

スットコドッコイペアの競技会での様子は幻となってしまった。

この後、オットがチクチク責められたのは記すまでもない(笑)。

おわり。。。

7月2日~レンゲ沼探勝路

雨音で目が覚める。時計を見ると5時前。まだ寝られる~。

一説ではカラダに悪いと言われる二度寝だが、つぶす身上も、

することもないので寝ることにしたが、うとうとしては雨音に起こされた。

簡易?クレートから2頭の寝息が聞こえる。

このクレートは大変便利で、畳むと直径40㎝程の円状になる。

畳むと直径30㎝程になるMサイズを使っていたのだが、

「それでは狭くて可愛そうだ」とRちゃんが譲ってくれたものだ。

ワタシとしてはMでも十分だと思っていたのだがLなら大きなベッドも入る。

おまけにおゾイも一緒に入れられてしまったが大好きなまふまふベッドで

「お守りネーチャン(おゾイ)」と一緒に寝ているあ~ちゃんは、

大らかでとっても優しいオージーのRちゃんに感謝していることだろう。

惰眠をむさぼっていると身支度を整えたオットがすっかり目覚めた様子で

朝食の時間にあわせてかたずけを始めた。

雨は止む様子を見せない。

そろそろと起き上がり、身支度を整えオットの手伝いをする。

車に犬達を乗せ荷物を積み込み朝食の時間だ。

Gヤンから「土鍋でゴハンですよ~」と聞いていたので楽しみに食卓に着く。

土鍋だ!「かまど」さんかな?

可愛らしい丸みの土鍋の中にはホカホカのご飯。

玄米か黒米&雑穀米食が常食のワタシ達。

「白い~!。光ってる~!!。」とココロの中で叫ぶ。

美味しそうに湯気をたてる土鍋を前に、おかずが用意されるまでの間、

暫し「マッテ」の時間。

放出される胃液が自分の胃袋を溶かすのではないか?と思うくらいに

空腹を感じた。

じゅんさいのお味噌汁に魚の煮付け、その他の品々も

「どうぞゴハンを沢山食べて下さいね。」というメニュー。

朝から無口になって黙々と食すワタシ達であった。

食事が終わる頃に、コーヒー&デザートが出てきた。

デザートは昨晩出てくるべきモノだったらしいのだが、ワタシ達の

呑んだくれ振りを見たオーナーさんが朝食に出してくれたのだった。

デザートのパンナコッタとジェラートを食べて、ここのオーナーさんは

本当にイイヒトだと思った(涙)。

コーヒーを頂きながらオーナーさんと話していると空が明るくなってきた。

だが昨日と同様に「散歩」という言葉にお天気が反応して雨を降らされたら

イヤなので今日は「散歩」は禁句として出かけることを誓いあう。

部屋に戻り忘れ物や汚した部分がないかを確認し清算をお願いした。

いつものことだが犬達は車の中でワクワクしていた。

「もみの季」を後にし曽原湖近辺で遊べる(歩ける?)場所を探す。

いつ雨が降り出しても不思議ではない空を見てレンゲ沼に向かった。

車を停め、犬達を外に出すと2頭とも嬉しくて仕方ないらしい。

レンゲ沼は一周1㌔にも満たないらしいので、あやしい天気を懸念して

グルりと回って終わりにするつもりだったが、歩き出すと同時にワタシ達は

鳥の声や美しい花と生き生きと青く繁る木々のとりこになった。

予定通りグルりと一周回って車に戻った。

そしてゴアテックスの上下と長靴orオーバーブーツに履き替えた。

犬達にもレインウェアを着せた。

いつ雨が降ってきてもいいもんね~。という出で立ちだった。

気合入りレンゲ沼探勝路(そこまでせんでも?)ツアー出発である。

Img_0059_1 

エナガが他の群れと飛び回り、鶯が鳴いていた。

鳥たちの名前や鳴き声、生態系を教えてもらった。

オットとこういう所に来るのは本当に好きだ。

人間に整備された場所ではあったが自然の力の持つエネルギーを感じた。

犬達は興味深げにニオイを嗅いだり耳を欹てていた。

あまりにも心地よい環境でワタシ達はゆるゆると歩き続けた。

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約2時間程、探勝路を楽しんだ。

この近辺にはいくつもこういう場所があるらしい。

いつかまた一緒に来れたらいいなぁ。とココロから思った。

雨上がりの山道でドロを跳ね上げた犬達の足やお腹とレインコートを

洗い、昼食をとるために近くにあるホテル白雲荘にある蕎麦屋に行く。

ここは「もみの季」のオーナーさんのお勧めの店だ。

メニューは手打ちの蕎麦とうどんのみらしい。

洗った部分がまだ少し濡れている犬達をタオルを沢山敷き詰めた

バリケンに乗せて店に向かう。

オンシーズンではないせいかホテルは落ち着いた雰囲気だった。

聞いていた通りにメニューは蕎麦、うどん、あい盛り(蕎麦とうどん)しかない。

潔くて、とっても好きになった。

オットはうどんを、ワタシは蕎麦を注文した。

おろしと一緒に頂くどちらもがとても美味しく、素朴な味を楽しめた。

蕎麦茶と蕎麦湯でひと段落して帰る決意をする。

たまには違う道を走ってみたい!と言うワタシのリクエストで

磐越→東北道ルートで帰ることにする。

帰宅にどのくらい時間がかかるかわからない。

途中でお腹が空くだろうからと喜多方でラーメンを食べて帰ることにする。

選んだラーメン屋は「食堂なまえ」。

ここも「もみの季」のオーナーのお勧めだ。

手打ち太麺で醤油味。「お好きなヒトにはたまらない」らしい。

続く。。。

2006.07.05

7月1日「もみの季」

「もみの季」に到着すると感じの良いオーナーさんが迎えてくれた。

相変らず雨は振り続けていたが、周囲の景色もとても良い。

部屋に荷物を運び入れ、ビール等々の買出しに行く。

途中にレンゲ沼探勝路なるものを発見。運が良ければ散歩しよう。

近くのコンビニに着くとまたもや豪雨。。。

すぐそこに自動ドアがあるのに入るのに躊躇する程の雨だ。

とっととビールを買いたい一心か?決死の覚悟で?ドアを突破。

祝杯のためのビール、ご褒美のヨーグルト等を購入。

車に戻ると、文字通り「バケツをひっくりかえしたような」雨が降ってきた。

ダメだこりゃ。。。

雨がひと段落したら散歩に行こうね!とオットと誓いペンションに戻る。

部屋に戻ったら乾杯である。当然である。

競技会のビデオを肴にビールの缶が転がる。

犬達は諦めたような雰囲気で各々の場所を見つけて横たわる。

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部屋はこんな感じ。。。

Img_0038

角度を変えると「説教部屋」?(笑)

雨が小降りになったトコロを見計らって散歩に行こうとすると

何故か雨が強くなる。仕方がないのでWCに連れ出してもらう。

雨を懸念して用意してきたのでタオルの準備はバッチリだ。

今日の競技会の景品もタオルだったから更にバッチリだ。

だからこんな雨だったのだろうか・・・?そんなことを考えながら、

お風呂を頂いてスッキリサッパリ生き返った。

犬達もゴハンを食べて満足そうだ。さて、ご褒美の時間である。

今日はコンビニで買ったヨーグルトなので、帰ったらちょっとだけ

奮発することを約束した。

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(多分)満足している犬達を車のクレートに移し、夕食を頂く。

以前は板前さんだったというオーナーさんのお料理はワタシ達を

日本酒モードにロックオンした(笑)。

お勧めの日本酒をお願いすると、仲間で稲から植えて作ったという

日本酒が出てきた。

ありきたりの表現だが、さっぱりしているのに味わいがある。

オットも気に入った様子でお代わりをお願いした。

お客はワタシ達だけだったのでオーナーさんとの会話を楽しみながら、

食事を楽しむ。ワタシ達にデザートは必要ない?と判断したオーナーさんは

野菜の浅漬けをおつまみに出してくれた。野菜好きのワタシには

とっても嬉しい心遣いであった。

オットがネムネムのメになった頃、時計は9時前を指していた。

9時から観たいドラマがあったことを思い出し部屋に戻る。

あ~ちゃんお疲れさまT-タッチをしながらテレビを観た。

母から聞いていた通り、とっても可愛いゴールデンが出演していた。

もう一度ゴールデンと暮してみたいな。と思いながらあ~ちゃんをみると、

ワタシの膝枕で寝息を立てていた。

あ~ちゃんの寝息につられて、オットもゾイも寝ていた。

ワタシもつられて眠たくなった。

続く。。。

2006.07.04

JKCアジリティ競技会~仙台

JKCのアジリティ2度にリーチのあ~ちゃんとワタシ。

出来れば秋から2度で走りたいよ~。という果てしない野望の権化となり

遠征を決意した。

今回はオットが同行してくれるので、ビデオも写真もナビもバッチリである。

用意を済ませて目覚ましを1時にセット。出発予定は2時。

0時頃に帰宅したらしいオットに申し訳なく思いながらも容赦なくコキ使う。

荷物を積み時計を見ると2時。予定通りだ。

雨が振り出したが今回は雨対策は万全。寝ぼけた犬達を乗せて出発。

那須までは慣れた道なので、高速も余裕で走れた。

4時過ぎに那須高原S.Aに到着。

「(S.Aのドッグラン)寄ってみてね」とMちゃんのパパに言われていたのだが、

ものすごい雨で遠巻きに眺めるのが精一杯。

残念だったがG.Sで給油して出発した。

ここからはあまり走ったことのない道。しかも大雨。いや、豪雨。

80km/hでも前が見えない。前方車のテールランプだけだ頼りだった。

流石に異変を感じたのか助手席のオットが目を覚ます。

空は白くなってくるが、雨は強くなるばかり。。。

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今日一日雨なのだろうか?ラジオで天気予報を聞くがどうにもピンとこない。

国見S.Aに着く頃、空が明るくなり雨がやんだ。

目的地はもうすぐだ。

方向音痴のワタシだけだったら、マトモに会場に到着出来なかったと思うが、

オットのおかげで受付開始前に会場に到着。

リンクは水はけが良く、走るには問題はなさそうだったが、あまりにも物事が

望ましい方向に運ぶので逆に不安になった(笑)。

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ラージはJPからスタート、おゾイとエントリーしたアトラクションは最後だ。

今回のメインイベントはあ~ちゃんのAGなので、またもや願った通りだ。

恐ろしい。。。

あ~ちゃんに軽くT-タッチをし、バンテージを巻いて会場を一周する。

昔よりもT-タッチをご存知の方は増えたと思うが、バンテージを巻いた犬は

見慣れていないようで、どこか悪いの?と口にしそうな勢いで振り返るヒトが

多かった。

検分を済ませ、あ~ちゃんとウォーミングアップ。

長距離の運転でカラダが少し固まっていた。

ビデオ&カメラ係となったオットとリンクに向かう。

あ~ちゃんはゴキゲンだ。オットとワタシを交互に見上げニコニコしている。

今思えばこの時、何故気づかなかったのか!?

ワタシたちの順番が近づき、オットから離れリンクに入った。

「あれ?あ~ちゃんどうしました???」

何だか落ち着かない様子だ。

しまった~!オットを探している!!

セットアップ(スタートラインで待たせる)してリードアウト(次の指示を出しやすい

場所にハンドラーが移動)をした。

あ~ちゃんを振り返ると。。。

『あ~ちゃん、オトサン探しに行くの』とでも言いたげな表情でワタシに訴える。

「うっそぉ~(@@)」

でも、もう引き返せないのだよ。あ~ちゃん。

あとでいっぱいオトサン登りさせてあげるからさっ。

"Free!"の声に力強く反応。良かった!

フロントクロス後のバーも落とさなかった。良かった!!

ウィーブの後は苦手なレンガだ。頑張ろう。と思ったら。。。

あ~ちゃんがウィーブを、抜いた・・・。

表情はリラックスしているように見えたので、やり直したが

同じ場所で同じ状態で抜いたので、そこでやめることにした。

ジャッジに一礼して退場した。

思ったよりも早くオトサンに会えてゴキゲンなあ~ちゃんであるが、

大好きな蒸しパンとチーズのごほうびはない。当然である。

AGの検分が始まるまで何度も何度も不完全燃焼ビデオを観た。

失敗ビデオは悪いイメージにとりつかれるから。と嫌うヒトもいるが、

ワタシはこれでもか!と観続けて乗り越える方が好きだ。

AGは大丈夫だよ。ボクは土手の上で観てるからね。。。オットは優しい(涙)。

検分が始まった。余計なことを考えたり、色気を出すから不安になる(笑)。

今日で1度卒業できたらいいね!秋から2度走ろう(しつこい)!!

素直な気持ちでリンクに向かう(笑)。

結果はクリーンラン。

後でビデオを観たら恥ずかしくなる程のへっぴり腰ベビーシッティング

ハンドリングだったが、それでもクリーンランであることに変わりはない(笑)。

気づくと日差しが強くなっていた。窓は開けていたが車の中も暑い。

タープを出して待つにしても、アトラクションまでは時間がある。どうしようか?

「折角だからどこかで遊ばせてあげたいよね」とオットが提案する。

それは楽しそうだ。でも、おゾイの順番があるぢゃないか。。。躊躇していると、

『アジリティキライっハシラナイっ山で遊ぶっ』とオットがおゾイのアフレコをする。

非常にハマっていたので、そう言ってるよね。と勝手に判断して

遊びに行く相談を始めた。

結果が出る間、友人や休日で家にいる妹に電話をかけペンション等を

探してもらう。

何よりも心強かったのはGヤンだ。

犬と一緒にどこかに行こうと思ったらワタシは迷わずカレに聞くことにしている。

今までの経験とデータを駆使して次々に情報を送ってくれる。

本当にありがたかった。持つべきは友である。

だが、休日の当日に空きがあるところなどそう簡単に見つかりはしない。

「日本酒が美味しいペンションがあるんですけどね。。。」

Gヤンはあまり飲まないが、美味しいお酒を良く知っている。

決定打であった。

更に幸運なことに、今日、たまたまキャンセルが出たと言う。

曽原湖に向かう。

山道で雨が降り出したが、そんなことは美味しい日本酒に関係ない。

遊ぶのは明日でもいいぢゃない。

非常にワガママで自分勝手な保護者である。。。犬達よスマン。

15時頃、「もみの季」に着いた。

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続く。。。

ヘナ&インディゴ

やんちゃな時代を終え?、すっかり髪の色が大人しくなったワタシ。

昔を知っているヒトにたまに会うが、なかなか気づいて頂けないくらいに

変わってしまったらしい(苦笑)。

染めたり、パーマをかけている頃からずっと石鹸シャンプーを使っているので、

出来れば美容院もそういうものを使っているところが嬉しいのだが、

なかなかない。いつもお願いしているところは石鹸シャンプーを使い、

カットとヘナ&インディゴのみで勝負?しているとっても心強い美容院で、

担当の方とはお話していても楽しい。

出来れば毎月お願いしたいのだが人気のお店故、予約を取るのが難しい。

こういう時は、自分で染めるしかない。

ヘナとインディゴを好みの割合で混ぜ、ダマにならないように

お湯でゆっくり溶かす。

簡単にブロッキングして、根元からハケで塗る。

慣れれば簡単な作業なので、いつもと同じように染めた。

が、髪が伸びたせいか、クセが変わったせいか。。。

髪にハリが出すぎて?ゴワゴワ!

しかも、気温のせいか、インディゴが多かったのか。。。

いつもより仕上りが黒いっ!?

ラーメンズの髪の長いヒトのようになってしまいました(涙)。

ヘナは空気に触れると変色するので、色合いが変わるだろうが、

明るくなることはたぶん、恐らく、ない。

退色するまで待つしかないのだ。とほほのほ~。。。

2006.07.03

お引越し~

思うところあって?引越してきました。

06613

トゲトゲおゾイ&クロ犬あ~ちゃん

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