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2006.08.09

台風一過

ココ数日、台風が来るぞ~と天気予報でサンザン驚かされていた。

今回は大きな被害を受けないで済んで良かった。

雨が降らないのもコマルが振りすぎるのもコマル。

我儘なようだがホンネである。

ココ数年の異常とも思える気象に私達は脅威を覚えた。

「安全と水はタダ」だと思って過ごしていた私達は昨今の異常気象や悲しい事件を

通して現実を知った様に思う。そんな現実を変えることなんて自分1人の力では

到底出来るワケもないのだろうが、それが塵の一つにでもなるのなら、

やってみてもいいんぢゃん!?とワタシは思う。

明日、8/10に私の住んでいる地域で一斉打ち水が行われる。

地域のエコプロジェクトに関わっている方に夏の新しいイベントについて

尋ねられたので、「打ち水なんていいんぢゃないですか?」と真剣に答えたら、

「なにいっとんのぢゃ?」という顔をされ、アッサリと却下されたのは数年前の

出来事であるが(笑)、何年か過ぎたが実現されるのだ。

個人的には凄いんぢゃないの?と思っている。

「打ち水」を勧めたのには理由があった。

我が家では毎夏、風呂の残り湯や洗濯の濯ぎ水、クーラーから排出される水を

使ってマメに「打ち水」をしていた。

打ち水によって少しだけだが、体感温度が下がったので続けていた。

もう一つは数年前、実験的に「打ち水」をした地域があり、時間を決めて、

定期的に打ち水を行った結果、体感温度が下がったというデータがある。

そこでも「打ち水」には風呂の残り湯やクーラーから排出される水等を使ったそうだ。

わざわざ水道から汲む必要はないのだ。

ちょっとしたテマで一瞬の涼を感じるのは、なんとも日本らしいではないか?と

思って提案したのだが、便利に慣れている我々の世代には受け入れられなかった。

それはそうかもしれない。私達は便利、快適を求めて生活している。

便利と快適の後ろにあるこれから起きる厄介なコトには気づかずに。。。

閑話休題。

「打ち水」にはちよっとしたコツがある。

ハジャバシャと勢いよく撒いてもダメなのである。

暑くなったアスファルトに水溜りが出来ると熱気が一気に空気中に舞い上って

余計に温度が上がってしまう。

ポ~ンポンと軽く広く、フワッとアスファルトを冷ますように撒くのである。

柄杓などを使うのも良いと思う。

繊細な昔ながらの風情のある日本の習慣が体感温度を下げるのである。

なんとも粋ではないですか。。。とワタシは思う。

台風一家、基、台風一過の暑い日に、皆でポ~ンポンと打ち水をすれば、

少しだけ涼しく感じる時間が増えるかもしれない。

余談だが、我が愛しの妹はその昔、「台風一過」を「台風一家」だと思っていたらしい。

「一家」なので、お父さん台風を筆頭にいくつもの台風が続いてくると思っていたそうだ。

あぁ、それでも何故「一家」なのか?

台風のように慌しく騒ぎの尽きない家庭に育ったからか?と哀れに思ったが、

姉としては、彼女の常識レベル?に哀しくなった(笑)。

妹にはerieri語録?という伝説の数々があるのだが、一週間に何冊もの本を

読むようになった今では語彙が豊富になり、とっても深みのある日本語を

使うようになっているので、彼女の過去は取り合えず封印している(苦笑)。

再び閑話休題である。

「打ち水」が私達の暮らす地域にどんな結果を生むのかなんて、やってみなければ

わからない。

明日の「一斉打ち水」では、ちょっとしたテマが厭われずに地域の方々が参加して

良い結果が生まれることを期待している。

そしてこの夏には、1人でも多くの方が「正しい打ち水道」を極められることを

ココロから願っている。

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豪快バシャバシャ。プールの側は涼しいが、「打ち水」とは呼べない(笑)。

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