2019年9月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          
無料ブログはココログ

« 2006年8月 | トップページ | 2006年11月 »

2006年10月

2006.10.03

39108

ワタシの好きなミュージシャンの一人、吉井和哉が新しいアルバムをリリースした。

リリース前に、いつもお世話になっている近所のCD屋さんのOさんに

「入ったら取っといてねぇ~」と、いつものようにカルいノリでお願いしたら

「発売前日に手に入りますよ。」と、いつもの朗報を聞いてニコニコ♪のワタシであった。

そんな訳で、今日は目覚めてからずっとワクワクで、既にノルマと化してる午前中の

駅前留学終了後にはとっととさっさとOさんのお店に向かっていた。

このOさんは「Kimmyが心から尊敬するヒトリスト」のトップに位置するヒトである。

何故かと問われることがあるならば、「一度会えば解るから!」というとっても簡単な

一言ですむくらいに凄いヒトなのである。

音楽の事ならこのヒトに聞かないでどうする?と言うくらい様々なジャンルに

通じているにも関わらず、その博識を決して押し付けず、多方面の音楽にまつわる話も

映像についても、何でもカンデモ語れて、教えてくれるヒトなのである。

兎にも角にもスゴイヒトでワタシは仕事でも趣味でも「音楽のことならOさん」と

決めてずっとお世話になっている。

待望の「吉井和哉ニューアルバム」を求めてOさんのお店に入ったワタシを

見つけたカレは「入りましたよ~」といつものヒトをホッとさせる満面の笑みで

カウンターの中からワタシを迎えてくれたのだが、あまり空気を読むとか

そんなコトが出来なくて、苦手なワタシはカウンターに積まれている「39108」を

手に取り、感動しながらもついついOさんに聞いてしまった。

「なんか、もう一個DVDが付いてるのがあるって聞いたんですけど・・・」

そんなワタシのオトナなワガママ(?)を聞いたOさんは、いつもと違う

ちょっとシビアな顔をしながらも、「そっちがいいですか?」と聞いてくれた。

いつも温和なOさんの表情とは違うソレにちょっとビビリ(小心者?)それでも、

「えぇ、出来れば。。。」と精一杯オトナを繕ったりして応えると、

Oさんは溜息を交えて一呼吸・・・(そんなに大変なコトを尋ねてしまったのかっ!?)

「解りました。ですが、アレは数が少なくコチラでは入手が難しいかもしれません。。。

でも、心当たりがありますので聞いて見ましょう。もしかすると暫くお時間を頂くかも

しれません。」と、リリース前日のCDを買うだけなのに、何となく重たい雰囲気になり、

ワタシは唯、誰にか解らないが、お願いとお祈りをする状況になってしまったのだが、

これはOさんにソレをお願いしていなかったワタシが悪い。兎に角Oさんを信じて

仕事に向かった。当然、携帯電話の呼び出し音は野外使用にした。

たとえ出られなくても、すぐ気づくように。。。

仕事が終わって車を出そうとした時に携帯が鳴った。Oさんだった。

お願いしたライブDVD付きアルバムが入ったと言う。

目の前がパァァァァァ~っと明るく広がった(笑)。

ありがとうありがとうありがとう~♪

長距離運転用に購入したブルーハーツのベストをガンガン鳴らして帰宅した。

余談だが、これがとってもとっても眠気を退治してくれるCDで、一人カラオケ増長中に

なるので犬達にはとっても迷惑なのかもしれないが、それでもやっぱり良くって、

ずっと大好きなボガンボスとK先生がパチンコの景品で持ってきてくれた

ブランキーのベストアルバムと並ぶ位に運転の必需品なのである。

こうやって書いていると、ワタシはとっても邦楽ロックが好きな人間のように見えて、

それにはちょっと自分でも驚いているのだが、ぢつはそうではない。

高校生の頃にアンダーグラウンド系ロックが好きになって、そんなバンドに

興味を持ってライブハウスに入り浸る???ようになるまでは、ロックは

外国のモノだ!と思っていた。というか、外国の音楽以外はロックぢゃないと

思っていた(笑)。

なので、その頃のワタシが今書いているコレを読んだら多分相当に驚くことだろう。

そして、その頃のワタシを知っている友達が読んだとしても相当驚くだろう。

ワタシが気づかない間、知らない間に日本のロックは何だかカッコ良くなっていたのかな。

枝葉末節。

そんなこんなのやっとの思いで?手に入れたCDの感想は。。。

良かったっ~

(と、記すしかない自分の表現を稚拙と嘆くとしかないのだが。。。)

永井豪画伯作のイエローモンキーT-Sを着ているワタシを見て「イエモン!?大好き!!」と

喜んだ駅前留学先の講師Aくん(From倫敦)と昨今の日本のロック事情について

話あった時、彼は「Kazuya Yoshiiは今はポップ過ぎて…あんまり・・・」と

言っていたのだが、そう思う彼にこそ聞いて欲しいなぁ~と思う逸品だった。

某誌のインタビューで吉井氏は四十代はポップ路線で・・・とか何とか仰っていたが、

ポップもポップを意識するとホンネのロックが露出するのか何とも良い塩梅の?

アルバムになっているなあ。と思った。

それから、もう一回煙草をやめてみようかな。と思った。これはどうでもいいことだな・・・。

P1020642

やめた方がいいって・・・

« 2006年8月 | トップページ | 2006年11月 »