大変!
今日はアジ練の日。
JPからの練習だったので、気持ちも顔もとっても若いが実はシニアのあ~ちゃんは、
バーの高さを3段に下げて体力を温存しながら練習しようと思った。。。
そんな他愛も無い戦略が祟ったのか? エライことになってしまった!。
事件はコースの中での最後の3本目。ちょっと角度が変わるところで起きた。
3段の高さでスピードはノリノリ。本犬も自身のスピードを楽しんでいたように見えた。
力強くバーを跳びながら角度を変えようとした時にバーを落としてしまったが、
それでも、あ~ちゃんはゴールに向かって走った。跳んだ。
ゴールを超えて、あ~ちゃんはご機嫌。
「頑張ったんだから早くご褒美ちょーだい!」満面の笑みで小躍りしながら
ワタシに訴えた。
確かにあ~ちゃんの言う通り、彼女は頑張った。
「でもね、バー落としたんだから、クリーンランぢゃないでしょ。」と諭そうとした時、
彼女の異変に気づいた。
なんぢゃ?この歩き方?????。
文章で上手く表現するコトが難しい歩き方をしている。
ガニガニ、ギクシャク。。。しいて言えばアホの坂田か???
そんなコトを思いながらもワタシのココロは焦ってくる。
アジ先生も友人たちもみんなが心配している。
腰?膝??それとも肩?背中?どこだーっ!?????
スポーツドッグのケアにワタシはスーザン・ギャレットの考え方を用いている。
アジリティで一緒に走ろうと思った犬の股関節はペンヒップとOFA方式で調べる。
関節とスポーツドッグの動きを知っている獣医師に膝も肘の関節も撮って頂く。
そして最低年に2回は上記同様、信頼できる獣医師にアジリティが
どんなスポーツなのかを改めて伝えた上でレントゲンを撮って頂いている。
思いつく限りのあ~ちゃん関節や骨に触りながら、前回のレントゲンを思い出す。
腰も膝も健全だったし、加齢で懸念される背骨の問題も無かった。
「どこにも問題はないから今まで通り楽しんで!」と言われたあ~ちゃんなのに。。。
『何なんだよ~!????』とこんなシチュエーションでガラにもなく焦るワタシ。
うをっ??? フト気づいた。ひょっとして。。。?
急いで動物病院の予約を取って車を走らせた。
余計なコトで捕まらないように慎重に運転していた。
空いていて良かった。
あ~ちゃんにとって、痛い時間は出来るだけ少なくしたかった。
ワタシはあ~ちゃんを抱えて病院に入り、担当の獣医師に経緯を伝えた。
それを聞きながら触診を始める獣医師に「右後肢の小指」だと思うと告げる。
確実に進んできた獣医師の手がその部位に触ると、足がみょんっと上がった。
嗚呼っ。
レントゲンにはワタシの予測が結果となって映っていた。
しっかりと映し出されていた。
キレイにバッキリと右後肢の小指が折れていた。。。
半ば気絶しそうな気持ちでレントゲンを眺めていると、院長先生が入ってきた。
「キレイに折れていますねぇ。。。でも、これなら治りは早いと思いますよ。」と
簡単な言葉であったが、ワタシの稚拙な文章では表せないくらい、とても気を遣って
話してくれた。
「ありがとうございます。。。」軽い眩暈と絶望感を感じながら、担当医以外の
意見も聞きたかったので、いつ頃復帰できるかを尋ねたら卒倒しそうになった。
「骨折だもんね。時間がかかるのは仕方ないよね。」そう自分に言い聞かせながら、
色んな意味を含めて、ヨレヨレな気持ちで帰宅した。
あ~ちゃんとワタシは今週末の徳島の競技会にエントリーしていた。
なかなかの遠征なので、オットは仕事の休みを取ってくれていた。
おゾイと共に応援に来てくれることになっていた。
二人分の飛行機料金。レンタカーもホテルも予約済みだった。
これら全てにキャンセル料がかかる。
当然、勇んで挑戦するつもりで申し込んだ出陳料は戻ってこない。
競技会は土日の二日間だった。
現場に行って、チョンチョンのピーっ(私達の仲間内でのアンクリーンランor大ペケ)も、
悲しいが行けなくて指くわえているのも悲しいよのさっっっ
わかっちゃいたけど、アジはやっぱりスポーツ。
スポーツってこんなモンなんですよね。。。んでも、ちょっと泣いていいですか?
足のグルグルが痛々しいあ~ちゃん。
この日はベトラップのピンクがなくてKimmyは不謹慎にもとっても不機嫌になった。
こんなときにどうかと思うが、あ~ちゃんにはやっぱりピンクが似合う。。。と思う
テッパン犬馬鹿親で本当にごめんなさいっっっ。
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